28) ギックリ腰(骨盤の捻挫)と産後(自然分娩による骨盤の捻挫)・・・

今日の患者さんは産後の腰痛と股関節痛。

産後3週間と言う事で、妊娠時のお腹の大きい時の姿勢からくる腰の負担や

産後に赤ちゃんを抱く事が多い事から来る負担、出産時の骨盤のゆがみ等が

原因の可能性が高いと思いつつ、通常通りの問診から始めていく。

施術前の検査で、触診では右の仙腸関節に痛みがあり、左は全く痛みは無い。

しかし可動検査では左の仙腸関節に強い痛みが出る。

今日は基本プログラムの内容で施術を行ったのだが、行うにつれて骨盤の捻挫の可能性が高く感じる。

自然分娩は骨盤で捻挫を起こすのだが、通常産後3週間もあればほぼ完治しているはず。

しかし今日の場合は違ったようだ。

 

ギックリ腰の場合、可能性として仙腸関節の背面側で靭帯を損傷が多いと思われる。

よって触診で患部を押せば圧痛を感じるが、出産による仙腸関節の捻挫は骨盤の内面側での靭帯の損傷

だから背面側から押圧しても痛みが出ない。

左仙腸関節を押圧して痛みが出なかったのは、その所為だろう。

可動検査で右股関節を外旋で左仙腸関節に痛みが出るのは、左仙腸関節の内面側の靭帯に負荷がかかるからだと思われる。

通常のギックリ腰(骨盤の捻挫)と違い、産後の骨盤の捻挫は触診では診付け難いようだ。

あくまでこれは僕自身の見解であって、これが正しい事かはこの施術日誌を見ていただけた術者の方々が

各々で確認していただきたい。

 

施術後、アイシングをする事と温めないようにアドバイスし、骨盤のゆがみは改善し負荷がかかり難い状態にはなられたが痛みは取れなかった。

捻挫の傷が修復されるまでは完全に痛みは取れないだろう。

骨盤ベルトをお持ちのようなので、帰宅されたら安静時以外は骨盤ベルトをするようにお伝えした。

骨盤を固定した方が安定し、骨盤に掛かる負荷も軽減できる可能性が高いからだ。

トラックバック

このブログ記事に対するトラックバックURL:

コメント & トラックバック

コメントはまだありません。

コメントする