36) 妊娠9ヶ月の患者さんの施術・・・

平成23年7月14日(木)  24歳妊婦さん

症状は肩こりと腰痛。

腰痛は妊娠される前は全く感じた事が無く、肩こりは仕事でパソコンを

頻繁に使うようになってから感じるようになったと言う。

問診・施術の仕方の説明などをし、姿勢検査・整形外科テスト法など行う。

姿勢はお腹が大きい為、抱える姿勢をとっているので腰の反りが非常に深い。

首も顎を突き出すような姿勢になっている。

棘上靭帯押圧テストでは、頸部が全てに痛みを感じ、腰部は下部でかなり

強い痛みを感じるようだ。

施術は先ずは骨盤を整えるのだが、うつ伏せにはなれないので、仰向けの

ままエクササイズで恥骨と骨盤の関節(仙腸関節)の調整を行う。

上肢(腕・肩)は仰向け・側臥位(横向き)で通常通りに行う事が出来る。

腰部と頸部の可動検査を行い、どのような動きで痛みが出るかを確認。

動体療法のテクニックで痛みの出る動作を一つ一つ改善していく。

全ての施術が終わった後に、もう一度姿勢検査と立位で可動検査を行う。

骨盤・肩の高さは整い、どの動作でも痛み・重み・張り感などに違和感は

感じなくなったようだ。

今回、9ヶ月に患者さんで臨月が近く、お腹もかなり大きかったのだが

何に支障もなく施術を行う事が出来た。

動体療法を導入以前は腰部に関しては診る事が出来なかった。

骨盤や腰部に関するテクニックはうつ伏せにならないと出来ないものが

殆んどだったからだ。

しかし、今は動体療法のテクニックは仰臥位(仰向け)もしくは座位で

出来るので妊婦さんに負担無く、施術が行える。

矯正のような強い刺激も無い。

ただ今回、痛みは取れたが一時的なものだといえる。

当然、日々の生活で体にまたストレスがかかり、ゆがみも出てくる。

そうなれば、また痛み出てくるだろう。

たとえ出産してお腹が小さくなったとしても、お子さんを抱けば同じような

姿勢をとる。

子供は成長し体重が増せば、お母さんの負担も必ず増す。

お子さんが小さいうちは施術院に通うこともままならないので

そこで大切なのは患者さんが自分でケアする方法を身に付ける事だ。

次回、自分でのケア方法を覚えていただきたいとお伝えし

一週間後に予約をいただいた。

この日誌を書き終えて、前に妊娠6ヶ月の妊婦さんの施術も日誌に書いた

のを思い出し見直してみたら、今回と殆んど同じ事を書いていた。(笑)