施術日誌

20代の女性の新患さまが来院。

症状としては腰痛があり、左臀部から大腿部裏側に痛みと首から背中に掛けて痛みがあると言う。

痛みはもう10年前からあり、首痛・背中痛・肩コリに関しては常だそうだ。

腰痛や臀部の痛みは疲労時に酷く痛むと言う。

ここへ来院される前はマッサージや整体などに通った事もあるそうだが、痛みは多少緩和するものの、痛みが取れたことは無いと言う。

今回、臀部の痛みが強く、整形外科を受診

側わん症から来るもので、痛みと上手に付き合っていくしかないと言われたそうだ。

 

先ずは問診と当院の施術に関して説明を丁寧に行い、検査は姿勢検査や可動検査、整形外科テスト法を行う。

確かに肩の高さは左右でかなり違う、両手を合掌させて前屈をさせると右の背中に極端な盛り上がり、典型的な側わん症の傾向が見られるのだが、しかし骨盤と肩の高さの歪みからみると不自然な点も・・・

 

先ずは姿勢検査で見つけた骨盤のゆがみを調整してみる。

骨盤は整われ、下肢の筋肉の緊張も取れた。

次に腰部・背部の筋肉を筋・筋膜リリース系の技術で緊張を取り、検査で見つけたサブラクセーション(関節のゆがみ)へ矯正を施してみた。

術後、姿勢検査では肩の高さ・骨盤の高さは揃い、正面からの姿勢検査で見る限りでは、側わんの傾向が無くなる。

腰部・首・肩から背中の痛みも消失!!

臀部の痛みがわずかに残ったので、ストレッチ系の技術で梨状筋と腸骨筋をストレッチさせたところ、臀部の痛みも消失した。

 

しかし今度は姿勢を後方から検査したら、右肩甲骨部に盛り上がりが。

肩が内方へ変移し肩甲骨がめくれ上げっているのもあるが、よく観察すると、右の肋骨と左の肋骨の形状が違う。

右の肋骨が脇腹側が押しつぶされ、綺麗な楕円ではなくなっているように見える。

肋骨の形状変異の改善に就いては、正直専門外だ・・・

しかし姿勢を整える事で、痛みの症状を改善できる可能性は間違いなくある事はわかった。

諦めかけていた痛みの症状が無くなり、患者さんが笑顔になってくれた。

 

何が原因で肋骨の形状が変異したのかは解らないが、問診でお聞きした状況では事故的な要因とかは無いようだ。

患者さん自身が心当たりがあるとすれば、寝る時に右を下にして一晩中、寝返りをうたずに朝まで寝ているそうだ。

それが子供の時からの習慣だと言う。

確かに要因一つの可能性はありそうだ。

 

姿勢を正す事で痛みが無くなる可能性は解ったが、今回姿勢が整われたがそれは一時的なものだ。

何十年も掛けて、今の姿勢を作り出してしまったのだから、1・2回の施術で改善できるわけも無く、また酷く姿勢がゆがみ、バランスを崩せば痛みの症状は再発すると思われる。

とは言うものの頻繁に施術を受ける事は不可能なので、もし当院の施術方法が気に入っていただけたのであれば、次回はご自分でゆがんだ姿勢を正す体操法を覚えていただきたいとお伝えした。

次回のご予約もいただき、来院された時より明るい表情でお帰りになられた。

 

新患さまの施術は毎回非常に緊張する。

1時間半から2時間かけて問診・説明・検査・施術を行い、患者さまの悪いところをしっかり見つけておかないと再診された時にちゃんとした施術が出来ないからだ。

第1回目にそれなりの結果も出さないと、当然再診は無い。

そういったプレッシャーの中で施術をするので非常に疲れる。(^^;

しかし、最後に患者さんが笑顔になってくれると、この疲労感も不思議な事にまったく無くなる。(^^)

 

今日の日誌に関して、患者さんに許可をいただいて書かさせていただいております。

ホームページに少し手を入れ、携帯からも動画を閲覧できたり、施術等の日誌を書けるようになりました。

日誌と言っても、患者様のプライバシーもありますので、差し障りの無い事柄や院長の感想や時には愚痴も書いてみようと思っております。(笑)

愚痴ばかりにならないといいのですが・・・(^^;

毎日の更新とはいきませんが、コツコツと書いていきたいと思います。

 

今日、店の電話に海外からの電話が・・・

施術中だったのもあり、間違い電話だと思い無視。

一旦切れるものの、3回も連続で

施術中の患者さんに謝り、電話を取らせてもらいました。

電話の相手は去年の6月にヨーロッパに赴任された患者さんから今週日本に一時帰国するので週末に是非診てほしいと嬉しいですね~(^^)

覚えていていただけた事も頼りにしていただける事も

今日は初日誌でこんな良い事がありました。

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